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aj

日記

竹岡雄二 台座から空間へ

www.pref.spec.ed.jp

見ました。
作品を据えるの台座、それ自体を彫刻作品とみなす。主役を失った台座達が陳列されているのはかなりシュールです。多くが人工大理石やメッキの冷やかな表面をしていて、性格が無い。どのような作品を乗せているのか想像できない。無表情な物体が空間を占有しています。

台座というと乗せるためのものですが、作者の興味は作品を陳列するための手段そのものにあるようです。例えば、ガラスの仕切り。≪クリーン・ルーム≫はガラスに上と四方を囲まれた巨大な長方形の空間です。中は白い人工大理石が四畳半の形に敷かれているだけで、何も入っていない。代わりに、ガラスに反射する自分の姿が箱の中にいるかのように映ります。

ミニマルで面白かったです。ただ、一つの部屋にいくつも台座が並んでいるせいで印象ぼやけてしまうのが残念でした。そこまで広くない美術館なのでしょうがないですが。

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画像は上サイトより