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aj

杉本博司 ロスト・ヒューマン

東京都写真美術館

先日リニューアルオープンした東京都写真美術館に行きました。初回です。

名前通り写真が中心かと思いきや、3Fはインスタレーションのような展示でした。すべての壁がトタンで覆われていて気合が入っていますが、行き過ぎて遊園地のアトラクションにいるような気になります。
人類の滅亡というテーマに沿って、その終焉に直面した人物の遺書と、関連するオブジェクトが各区画に配置されています。設定は区画ごとに独立しているようです。世紀末を扱ったフィクションは多々ありますが、今回の展示ではとくに目新しいものがなく、よくある設定を使いまわしたような印象を受けます。配置されたオブジェクトも俗であったり、散々扱われて既に垢にまみれているようなものが多く*1、どうすればいいのかわからない気持ちになります。SFやTVドラマでも感じるのですが、設定やステレオタイプありきに人物が描かれているものがどうも苦手です。

2Fの展示は一転して、巨大な写真を数枚展示した暗い空間でした。こちらのほうが好みです。展示室を斜めに横切ったような思い切った壁の配置が面白い。

時間の都合で報道写真展は見に行けませんでした。